https://www.pref.saitama.lg.jp/b0714/surveillance/ryuukou.html#rs

https://www.pref.saitama.lg.jp/b0714/surveillance/ari.html

埼玉県が公開する感染症データが更新された。

概ね外来臨床の印象通りでホッとしている。意外なのは、水ぼうそうが減ってこないこと。予想を上回るのは、ヘルパンギーナと手足口病の大流行プラス、結膜炎。

やっかいなのは、RSウイルスが落ちてこないこと。RSの流行が収まらないと、乳児、2歳未満の比較的長期の発熱、かぜ、気管支炎、肺炎という悪い流れが断ち切れない。多くはないが、外来でも検査すると時々陽性がでる状況が続いている。

コロナは、小学生以下にはあまり広がっていない印象だが、今後トラベル感染で大きい子どもたちや大人から小さい子どもへの感染伝播が心配だ。大人の発熱は、全部コロナ抗原検査するぐらいでよいのではないかと思うが陽性判定されると仕事に行けなくなるので多くの大人も学生も検査を希望することは少ないのが残念。去年までだったら、熱が出たらコロナ検査は当たり前だった。今は検査しないから、感染症の拡大を止める手段がない。子どもの手足口病みたいに大流行しないことを願うばかりだ。薬局で安く検査キットを購入できるので、熱が出たらまず検査してほしいものです。

MRワクチン確保に全力を挙げて取り組んできたところ、少し在庫を持てる状況まで改善した。ただし、WEB予約を開始できるほど安定的にワクチンが入荷しない状況は改善していない。電話でお問い合わせいただければ、比較的早くご案内が可能です。どうぞご。