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老人ホームで同じことが起こらない保証はない。

[2020.12.24]

https://news.yahoo.co.jp/articles/ab08857a0c89907e9f2e5ac862a4373f9b2d0fcd

人工1200人の島を、入居者120人に置き換えれば高齢化が進む離島と老人ホームは似たようなものだと考えられます。感染対策が緩い、あるいはできないコミュニティの中に、感染者がウイルスを持ち込めば結果はこうなる。旭川もGoTo除外されなかったのは、クラスターはあくまで病院の中の管理がずさんだったからであるような印象を受けている。市中の感染率などを良く検討しなければ不安は取れない。東京都の医師会では、既にクラスターを追うのが難しい段階に入っているというようなコメントもあった。

今、多くの老人ホームは面会制限という形で鎖国政策(各老人ホームの規則)を取っている。

あい小児科では(というか私は)、老人ホームには、N95マスクに長袖ガウン、ゴーグル、手袋を使用して訪問診療をしている。12月から診療頻度も大幅に減らした。私が持ち込むのが嫌だからです。私がどんなに防護したところで、スタッフや家族、各種訪問サービスの個人防護は様々に見える。老人ホームの中で見る風景は、完全に鎖国(籠城、隔離)できているとは言えない。マスク手袋だけの事業所も多い。

あ小児科では、今日、明日にかけて唾液を採取しPCR検査を実施する予定。

前にも書いたが、PCRは点です。定期的に検査を受けて点を線にすることで本当の意味での感染管理ができると私は考えてスタッフのPCR健診を続けています。PCR健診の問題はコスト。ただ、仕事を休診にするよりはマシだと思う人は是非定期的なPCR健診をお勧めします。

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