独り言
[2020.11.20]
あい小児科PCRセンターでは主に軽症者、無症状の方のPCR検査を実施してきました。陽性者の数も20に近づきました。振り返って印象的だったことがあります。陽性者の多くが、味覚障害、嗅覚障害のみでした。その他の経緯は皆違います。(職場や旅行、出張などそれぞれ共通点は無い)
偶然かもしれませんが、突然の味覚障害、臭覚障害があらわれた場合は早めにPCR検査を受けた方が良いかもしれません。耳鼻科で投薬されていたケースもありました。
発熱、下痢が多いことはこれまでの報告で明らかにされています。そういった症状から検査を受けて陽性となる場合も勿論あります。あい小児科では軽症例、無症状事例のPCR検査を主に行ってきたので陽性者の方を振り返ってみると味覚、嗅覚(臭いや味がわかりにくい)という症状が目立つのかもしれません。(そもそも肺炎になって酸素飽和度が低下しているような事例は引き受けていないためでしょう。)
頭の片隅に少し置いておいていただけると幸いです。