メニュー

検査の遅れは致命傷になりかねない。

[2020.08.18]

https://www.yomiuri.co.jp/national/20200818-OYT1T50160/

検査をためらう理由は、検査の費用だけではない。陽性の場合、保健所が全例把握する。地域ごとに公開されるデータは異なるが、事業所としては事業所名が報道されてしまうことの影響は非常に大きい。大手企業は逆に検査を推奨する。クラスター防止の方が大事であり検査費用を経費として考えられる体力が必要とされる。リスクのある職員に定期的にPCRを実施するとなると、大きな事業支出となる。しかし、クラスター形成して事業全体が止まることの方がリスクが高いと考えることが大切になってくるだろう。

大阪の例で恐縮ではございますが、読売新聞のネットに現状の問題点が指摘されていました。

自費の検査が難しい方は是非医療機関を受診して、医師会で設置しているPCRセンターに紹介してもらえば少ない自己負担で検査ができます。3割負担で1760円です。感染が疑わしい場合は、速やかにお近くの医師会会員である医療機関を受診してください。重症化してからでは、助からないこともありますし、後遺症に悩まされることになるかもしれません。できるだけ早く医療機関を受診することが肝要と考えています。

追伸 18日深夜にアップされた情報を見つけました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/41a5f2cb6e82a0c8fdf943f6d03dbc5e18203938

大阪で重症者が多い理由は今のところ解っていないようです。

企業は東京に集中していますので、会社レベルでの徹底した検査が東京に比べ大阪は検査頻度が低くなっているのかもしれません。陰性を確認するためにPCR検査を受けることは、感染拡大防止に役立っているのではないかとも推察できます。大丈夫だろうと検査しないことを繰り返していると結果的に重症者になって初めて気が付く、知らいない間に市中感染が広がっているという状況になっているということも容易に想定できます。あたかも今年初めに体験した状況に類似しているように見えます。大阪大学大学院に留学していた時代は、医師としてのアルバイト先も勿論大阪市内でした。他人事とは思えないのでどうしても注目してしまいます。繊維団地のお好み焼きが無性に食べたくなって出かけることもあります。(これは個人の趣味です。)

こうなってくると徹底的に、定期的にPCRという方法を大人たちから始めることも必要なのかもしれません。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME