【集団感染】
最も恐れていたクラスターが、高校のサッカーチームで起こってしまったようです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7b7fd7da4176930531f9642063db0d53857f1c8e
サッカーの強豪校で、遠征するのであればプロ野球や、Jリーグを見習って感染防止対策を徹底しなければならなかったハズです。関係者の方々は、今後の対策が大変だと思いますがおろそかにして良いということはありません。多くの生徒は寮生活を送っていたようです。1人感染すれば、こうなることは容易に予想できます。強豪高校サッカーチームのメンバーであれば健康上も問題がない、あるいは人並より体が強い可能性が高いと予想できます。発熱者が多いという点は、これまでの認識と少し異なりました。激しい運動をする、休みにくい環境にあるから発熱してようやく休めるという環境もあったのかもしれません。感染者の皆様の回復をお祈り申し上げます。
若い世代の方々が軽症、無症状というのは楽観的すぎるのかもしれません。いわゆる風邪症状や発熱は感染のサインであることを再認識させられます。体温測定の重要性を再認識いたしました。
老人ホームなどでは、1月頃から外出が制限されており約半年の間、外に出ていない入居者の皆様も多くいらっしゃいます。入居者の皆様は明らかに痩せてきており、年齢を重ねることによる衰弱以上の変化を感じています。必死に耐えている状況です。
老人ホームと高校の寮生と比較はできませんが共同生活という点は共通しています。学校が休校しているところが多い中、感染多発地域である首都圏に遠征するというのはリスクが高いことを見事に証明しました。帰省によりウイルスが拡散されることも明白です。8月後半は感染者が増加することを想定して準備する必要性が高まりました。皮肉にも甲子園で高校野球の試合が行われる時期にこういった事例が発生しました。甲子園でプレーしている高校球児を預かる大人たちの感染防止対策は、今後の高校生のスポーツの在り方を変えるかもしれません。
家族、学校、会社、地域。
「ケアするコミュニティを目指す」
私たち医療法人社団ケアコミの名称に込めた理念です。