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ヤクルトスワローズのクラスターは、入口に過ぎない

[2022.07.11]

東京都の感染者数が、日曜日にもかかわらず9000人を超えた。流行している。今週中ごろには1万を超え、2万に達する可能性も高い。2万を超えると、検査数と報告集計に手間取り上げどまりすることも想定すべきだ。つまり、東京は市中感染、マスクを外せばどこでも感染する。草加も八潮も同じだ。自主的に、外食は控える、大勢での宴会禁止、イベント中止。

Ba.5の特徴は、既にブログで説明済みだ。特に追加は無い。徹底的に健康管理を行っているヤクルトスワローズのクラスターは、Ba.5の特徴から見ても矛盾はない。プロ野球選手は、頻回な検査でモニタリングしているので、比較的早期に陽性者が判明し、クラスターになりにくい集団だと推察していた、一般市民でそのレベルで検査しているのは稀である。つまり、市中感染より、有名人やプロ野球選手などのクラスターが先に明らかとなる。ブログで紹介したソフトバンクホークスの後、全国的な流行へつながったのは説明する必要もないだろう。

とにかく、Ba.5系統オミクロン株は感染力が強い。症状は熱と喉、あっても倦怠感。重症化は、ワクチン接種者では稀。家庭内感染、職場感染、チーム内感染が必発。特に感染防護の観点で言えば、ワクチンは無効。感染しないことに関してワクチンはまったく役に立たないので、検査と隔離という基本戦略が最も有効だ。正直、N95マスクと手袋が無ければ私も感染すると思う。

今日も、発熱外来に来ていたければその場で抗原検査、翌日にはPCR検査の結果をWEBで報告できます。50名を超えた場合は、本日診察が難しいばあもございます。あい小児科での診察が難しい場合は、18時まで八潮団地のまるクリニックで受付しております。

早めに見つけて、早めに隔離する。感染拡大防止には、最も有効な基本戦略です。

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