コロナは、去ったようだ。
https://www.pref.saitama.lg.jp/b0714/surveillance/ryuukou.html
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0701/shingatacoronavirus.html
やってもやってもPCR陽性が出なくなって久しいが、ゼロにはならない。
埼玉県も、ピークの10分の一以下のようだがゼロにはなっていない。保健所による感染者全数把握が終わったのでそもそも数字を単純に比較はできないが、昨年の10月、11月のような平和な状況であると言える。ただ、コロナ病床の利用率は高いままだ。リスクの高い人にとってはコロナウイルス感染症は脅威なのだと言える。子どもでも診断後、状態悪化し入院したと報告を受けることが無いわけではない。のどが痛くて食べれないという、吐いてしまうなどの胃腸炎症状での入院が多いのだろうと推察している。高齢者やハイリスクの方々の入院と小児科での入院は少し違うのかもしれない。
インフルエンザも、蔓延とは言い難く感染は抑えられてたようだ。基本的な感染対策が功を奏している。
発熱といえば、インフルエンザと胃腸炎ということになりそうだ。
ゼロになっていないのだから、感染対策を緩めるとまた感染が蔓延する可能性があるだろう。保育園、幼稚園、小学校など集団感染する可能性がある場面では、発熱によるスクリーニング検査が今後も重要ではないかと考えている。
昨年12月のPCR陽性率6割、1月が4割、2月は1割切っている。ただ、ゼロではない。そんな感じで春が来て花粉が舞っている(待っている)。今日も風が強いので、明日は花粉症の症状で外来受診する方が増えるのではないかと予想して準備することにする。