学校では、マスクを外す決断をすべきだ。
幼稚園、小学校ではマスクは必要ない。
感染者がここまで下がれば、生徒がウイルスを持ち込む可能性は限りなく低い。マスクのデメリットが大きい状態となった。
木曜日、金曜日感染者数が地域の感染者数、流行り具合を示していることはブログで何度も書いた。安定して木曜日、金曜日が下がってきたのでもはやコロナは流行っていないと言える。無料検査も速やかに、レベルダウンしてワクチン非接種者のみとすべきだ。現在は、県民誰もが検査を受けられる状況にあるが、もう必要ない。
発熱外来の来院数は半減程度だが、陽性率は半減どころか驚くほど低下し1割程度。感染蔓延期においては発熱外来の7割以上がコロナであったことを鑑みると、最近は保育園や学校、職場のために陰性を確認しているようなものだ。
幼稚園や学校でやるべきは、発熱のスクリーニングだろう。それは、当面継続する必要がある。感染が蔓延していない現状だが、コロナワクチン未接種者にとってコロナウイルスは脅威の感染力を持ったウイルスであることは変わりない。これだけ感染者数が下がれば、発熱のスクリーニングだけで学校内はマスクを外すべきだ。幼稚園も学校も、模範となるべき存在であるから毅然とした態度でマスクやアクリル板を取り外し日常を取り戻すことが必要だ。
コロナ禍で学んだことは、経験、知識として今後も維持すればよい。給食の提供時など日ごろから帽子やエプロンをつける場面では、不織布マスクをしっかり付けたらよい。最悪ウイルスが持ち込まれたとしても感染を最小限にできる。発熱外来の陽性率が1割とすると、9割は別の原因だという事。その中には、アルコール消毒では除去できない胃腸炎ウイルスもある。下痢や嘔吐の処理は、次亜塩素酸による消毒が必要だ。
2ヶ月以内に感染したコロナ感染者の再発については注意が必要だ。PCR検査でも判定が難しい場合がある。発熱で検査を受ける場合、いつ頃感染したのかを必ず医師に伝える必要がある。偽陽性として再感染と診断される可能性がある。鼻咽頭スワブでPCR検査すると、コロナ感染治癒後でもPCR検査で微量ながら陽性という判定になるケースが続発している。正直、診断が難しい。治った直後で、ウイルスが増えない感染症もあると考えている。初感染と、2回目の感染はPCR検査では少し違った結果が出るような印象を持っている。予防接種を3回行った場合もウイルス量が比較的少ないケースが目立つ。重症化予防に加え、体内でウイルスが増殖することを阻害している効果があるのかもしれない。子どもは良く発熱するので、再感染の疑いで検査をすることが増えてきたが、あまりこのようなことは発信されていない。再感染に関しては、医師に相談しながら慎重に判断すべきだ。
発熱や、かぜの症状があれば速やかに登園、登校を控える、登園、登校後発熱があれば速やかに検査を受ける。この二つができていれば、幼稚園、保育園、小学校でマスクもアクリル板も不要だ。外さないのは責任者の責任逃れだ。ゼロコロナ政策の失敗は中国を見れば明らかだ。学校も同じ。