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PCR検査は、もはや時代遅れだ(転載)

[2022.01.26]

まるクリニックでは、抗原検査・PCR検査を同時に実施している。

抗原検査陽性の方は、100%PCR陽性だ。

時々、濃厚接触者で発症していない、あるいは軽症の場合に抗原検査陰性、PCR陽性ということがある。これは臨床的には検査が速かっただけであり、翌日なら抗原検査も陽性だ。つまり待期期間、濃厚接触者で症状が無い方は検査を控えていればこのようなことはない。

今日本中で問題となっているのは、検査ができない、検査結果が遅いこと。

PCR検査にとらわれているというより、言い訳をしているだけに聞こえる。

今すぐPCR検査を止めて、抗原検査に切り替えればよい。概ね、ウイルス数が多い陽性者は抗原検査キットで検出可能だ。ただし、必ず鼻咽頭スワブできっちり鼻咽頭から検体を取るこが重要だ。鼻の穴の手前でごまかすと、検出率が落ちる。

私が岸田首相に言えることは、「今すぐPCR検査を捨てて抗原検査に切り替えよ」と提言したい。当院は、無料検査を全て抗原検査に切り替えている。医療機関も精度を気にするより、数をこなして早く診断すべきだ。

PCRを毎日やっている町医者の提言にも耳を傾けたらどうかしら。

PCR検査も、3月で終わりにすればよい。コロナも国民病となり、季節性のインフルエンザと同じになる。PCR検査の診療報酬も、最初の半額以下となる。つまりそれは、検査の終わりを意味する。必要なコロナ病床のみPCR検査すれば十分だ。

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