あい小児科　PCRセンターでは、発熱外来からPCR検査まで当ビル一階で全ての過程を行います。検体の移送が無い分、PCR検査の結果が早く解ります。

7月の後半から、検査数、陽性数、陽性率ともに過去最高を記録しています。

7月30日金曜日は、34人中11人の陽性が確定しました。つまり、発熱外来の3人に1人がコロナ陽性。インフルエンザの蔓延時期と同じ状況です。

計測を始めてから、一日の陽性者が10名を超えたことは初めてです。この状態は、市中感染と考えられます。PCR検査を開始してから一年以上たちますが、こんなことは初めてです。当センターの平均的な陽性率は４％～５％。少し多いと７％程度でした。つまり年平均では20人に１～２人の陽性者という感じでした。如何に多いかがわかると思います。

緊急事態、ロックダウンが議論されることにも納得できます。先週は、毎日多くの陽性者を検出しました。たまたまではありません。東京の陽性者の上昇カーブとほぼパラレル（平行）です。

私たちにできることは、発熱の方の中でコロナウイルス感染である人をPCR検査で特定し、治療、隔離に結び付けることです。

これからも愚直に、正しく、正確に検査を実施してまいります。