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結論としては、ワクチンでコロナは終わりだ。

[2022.08.03]

新型コロナウイルス感染症も、もはや新型ではない。報道も、行政もいい加減現実対応しなければならないと前から言っている。ようやく、松本吉郎・日本医師会会長が公的に現実的な対応をという要望を厚労省に出した。少し遅いぐらいだ。

コロナ対策は、ワクチン予防接種で終わり。何やっても犠牲者は出る。救急はいつだって混雑だし、医療ひっ迫というが、ひっ迫しないと閉鎖せざるを得ないのが医療機関の現状だ。暇だと、整理縮小される。

ラゲブリオについて、悲観的なブログを書いたが少し考えが変わった。感染がさらに拡大して、八潮市のまるクリニックにも同居する娘、息子、孫から感染が広まり80代の陽性者が多発するようになった。しかし、八潮市はコロナワクチン接種に関して優等生だ。3回接種、4回接種している元気な高齢者は、コロナにかかった自覚すらほとんどない。息子が行けって言ったから病院に来たという高齢者もいた。つまり、ワクチンによる予防接種でコロナは軽症化するのは間違いない。八潮市は、新型コロナワクチン予防接種に真剣に取り組み成功した。病床が少ない小さな市だったことも理由かもしれない。予防接種に賭けた市長の実績は評価されるべきだ。田舎の市町村の首長は、今一度コロナワクチン予防接種の重要性を見直すがよい。

高額なラゲブリオを陽性者全員に配るなんて馬鹿げたことをやってはならない。お金の無駄だ。予防接種で十分対応できる。酸素飽和度低下が無ければ、ラゲブリオ投与は認めないぐらい厳しい基準があっても良いのではないかと思うぐらいだ。逆に、年齢制限は取ってほしい。

自分の意志、任意でコロナワクチンを接種しなかった国民に対する医療で、通常医療や、通常の社会生活が制限されるなんてことはあってはならない。最終的には予防接種が一番効果的だったのだろうというのが率直な感想だ。今すぐ、PCR検査を全部やめて、ワクチン接種のみの対応にしたらよい。通常の医療に戻せばよいだけだ。私の仕事のほとんどがPCRなので、PCRが無くなるのは寂しいが切り替えが必要だ。コロナのPCRは、消えるべきだ。必要ない。(結核のPCR検査と同程度残せばよいだろう。)

子どもにとっても、コロナワクチンの重要性が指摘され始めた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f1715e55a67acd603cbabf10578705d39b3ebb4d

風邪では終わらなかったコロナ感染症の診療をしている先生方からみると、小児もコロナワクチン予防接種を勧めるのは自然な流れになるのではないだろうか。私の子どもは全員予防接種した。最初は私のために接種と思っていたが、最終的には子どもたちのためになっているのだろうと信じている。ただ、私は小児科の研究者ではないので、ワクチンの有効性などに関して意見をする立場ではない。

ブログの予言は的中した。東京のコロナは、今週ぐらいに上げどまりを迎えた。感染者数の推移は、ほぼ予想通りだ。PCRに拘っているのは、PCRにお金をかけた行政や病院、医師達だけで、最前線で診療している人は、抗原検査で十分と思っているだろう。抗原検査で見逃しても、翌日再検査すればまず陽性がでる。PCRの結果数日待たせるなんてナンセンスで今すぐやめた方が良い。大事なのは、切り替えだ。本当に新型コロナウイルス感染症が恐怖なら全例PCRでも良いが、誰が見ても予防接種していればただの風邪だ。PCR検査を根拠に法律や制度を作ってしまったので、PCR検査を患者が求めるような状況を作り出した社会全体の責任も重い。今すぐ、変えた方が良い。特別扱いするのはもうやめよう。

お盆後には収束する。国民の興味が無くなる。それが一番良い。行政もメディアも、コロナで点数稼ぎするのはやめなさい。もはや、流行の風邪だから。ワクチン行政を進めた、菅元首相と河野元大臣に感謝の意を表するべきだ。数年後、そういった評価になるのは明白だ。

ワクチン未接種者は、今すぐ予防接種を受けたらいい。乳幼児予防接種が嫌だと言ってやめるわけにはいかないだろう。予防接種していなければ、保育園も幼稚園も入れないし、制限を受ける。医療の道に進みたい人も、予防接種は義務だ。コロナワクチンも同じようにすればいい。私たち医療者は問答無用にコロナワクチン予防接種を受けさせれらてきた。(実質、強制的だったと今振り返ると思う。)

コロナが落ち着けば、医療的ケア児支援、発達障害支援の訪問リハビリテーションを予定通り進められるのではないかと期待している。訪問業務は、コロナで致命的な打撃を受けた。ポストコロナは、本業のリハビリにもう少し力を入れようと思う。私の本業は、障害・発達支援、リハビリテーションだったことを思い出そう。

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