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コロナ感染家族は、仲の良い家族だということ。

[2021.08.19]

一家全員コロナ陽性となる事例を多く経験するようになりました。

家族にはもちろん、ゼロ歳児、乳幼児がたくさん含まれています。

保育園や幼稚園で感染したことが疑われる事例より、家庭内感染の方が圧倒的に多いのが現状です。あい小児科では、少なくとも園児同士の感染はほとんどないと言えます。まったくないと言っても過言ではないです。(保育園の先生からの感染はある)

今、子育てママが正念場であると書きました。小さいお子様たちと一心同体となり暮らしているからです。つまり仲が良い訳です。

成人のお子様の場合、大学や会社で感染したとしても家族全員感染という事例はこれほど多くなかったと記憶しています。また、何らかの理由で別居していたり、部屋ごと独立していれば感染が波及しないことも考えられます。

大事なポイントは、飲食店だけでなく家庭での食事なのでしょう。

つまり一緒に食事をとるお母さんと子ども、ご家族は感染リスクがどうしても高くなります。今、異常な感染爆発のスポットとなっているのは家庭だろうと認識しています。

良い悪いではありません。感染対策ができてないわけでもありません。ウイルスは善人も、悪人も判断できません。物理的に、なんの意思もなく、生物学的に増殖し、人間の活動に伴い拡散します。感染した人に瑕疵があったり、悪意があったりするわけではないのです。とっても良い人だとしても、ウイルスは侵入して、感染します。

感染爆発、災害時並みの医療体制、全国の多くの地域で緊急事態宣言が出される異常事態。つまりウイルスに触れる機会が非常に多いと言えます。誰が悪い訳でもないのです。https://news.yahoo.co.jp/articles/19bdaa0c4f588465b494fa11a5ff5bbb91a42de0

感染した方は、罪悪感を覚える必要は全くありません。検査を受けて頂き誠にありがとうございます。

陽性者と解りショックだと思いますが、知らずに他人にウイルスを拡散して感染させない行動を取ることができたと前向きにとらえてください。結果的に、周りの人、地域の人のために一定期間隔離した生活を送ってくださっています。今求められていることは、感染を広げないこと。陽性者の皆様が唯一できることは、自分の中でウイルスを減らし他人に拡散しないことです。体の不調があれば、保健所と相談して感染症指定医療機関で医療を受けるようにすることが必要です。ただ、全員がそうなるわけではなく多くの人は少し長い風邪、発熱、頭痛がメインで軽快します。大事なことは、ウイルスが多い発症後10日間前後他人に移さない行動、隔離をしていだくことです。それが周りの人のためになります。その繰り返しをするしかコロナを鎮静化させる方法が無いのです。大変なことだと思いますが、今しばらく療養してください。

家族内で多くの感染が見つかったご家族の皆様は、仲良し家族なのだと思います。一緒に乗り切ってコロナ後の生活を豊かなものにできるように願っております。

そして、次のコロナ感染のために予防接種を行ってください。

あい小児科にできることは、PCR検査と予防接種です。

子育てママの予約枠新設や、若い世代の方々への予約枠新設も検討しています。二回目の接種の日程も含め現在調整中です。仲の良い家族の皆様は、是非家族みんなで予防接種を受けてください。テレビなどでワクチンについてコメントするタレントや有識者を見かけますが、私の視点は少し違います。コロナワクチンは、自分のためというよりも他人のために予防接種をするのです。他人のことを考えたら、自分は多少犠牲を払ってでも予防接種すると私は考えます。医療関係者の優先接種って、自分のためというより他人のために問答無用で予防接種やらされています。私たちの気持ちが少しわかってくれたら幸いです。

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