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【シナジス注射始めました。】

[2020.07.02]

https://hhp.or.jp/uncategolized/%e3%80%90%e3%82%b7%e3%83%8a%e3%82%b8%e3%82%b9%ef%bc%9ars%e3%82%a6%e3%82%a4%e3%83%ab%e3%82%b9%e4%ba%88%e9%98%b2%e6%b3%a8%e5%b0%84%e3%80%91%e4%ba%88%e7%b4%84%e5%8f%97%e4%bb%98%e9%96%8b%e5%a7%8b%e3%80%82-1578.html

RSウイルスに対する抗体注射を7月から開始しました。毎月、大腿の筋肉に注射をしてRSウイルス感染症を予防します。

RSウイルスは、いわゆる風邪の一つですが初めてかかる乳児の場合、気管支炎、肺炎を合併して重症になることが知られています。未熟児、早産、先天性心疾患、先天性免疫不全、ダウン症の乳児の方は特に重症化するリスクが高いので予防注射を実施することが推奨されております。モノクロナール抗体を直接注射してウイルスの感染に備える治療法で毎月注射が必要になります。来年の3月まで行う予定です。(感染の流行状況で投与時期は変更する場合がございます。)

注意点が二つあります。

一つは、筋肉注射なので痛みを伴います。成長に伴い投与量が増えるため、両側に注射する必要も出てきます。痛みを和らげるために、鎮痛効果のある軟膏を使用する取り組みを行っております。事前に御相談ください。

二つ目は、値段です。抗体注射は高額です。概ね薬代が12~15万円程度かかります。健康保険を使っても2割負担で3万円程度毎回請求することになります。市町村のこども医療助成を使って償還払いの手続きをすることが可能です。一時的にはお支払いいただくことが必要になることを事前に御了解ください。肺炎、呼吸困難で入院することを考えれば、予防できる病気は予防した方が良いという考えで毎年実施しております。

1~2シーズン、長期間の治療が必要な予防注射になります。早めに御相談ください。新型コロナウイルスやインフルエンザの流行などで大学やこども病院への受診が難しくなることも毎年ございます。シーズンの途中からの御依頼も承っております。あい小児科は、感染症診察は1階、予防注射、ワクチンは2階と診察室、入り口を完全に分けております。往診を希望される方も同時に御相談ください。退院直後、手術後の方は往診できることもあります。

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