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抗体検査だけではダメ。

[2020.06.10]

https://news.yahoo.co.jp/articles/e6830a3dcc1577ceb7dd1ff299b4d606fecae935

抗体検査33名、抗体なし。使っているのは、あい小児科と同じinnovita

https://www.softbank.jp/sbnews/entry/20200610_01

ソフトバンクは大規模検査。抗体検査の一つは、innovitaだ。唾液のPCR検査しているようです。

確かに少ない数字ですが、まず全血検査では感度(陽性の方が陽性となる割合)が下がります。写真で見ると末梢血全血のみなので感度は落ちています。あい小児科では、血清を使用していますので写真のやり方より感度が良くなります。特異度は高いと印象をもってやっておりました。

特異度については、かなり良いという評判ですが偽陽性が多いことがあい小児科での抗体検査で解ってきています。特に関節リウマチや膠原病の既往の方や免疫に関する病気やその素因がある方などは偽陽性になりやすいと添付文書にも記載があります。実際に、女性偽陽性が多い印象です。偽陽性はIgMに多いそうですが、IgGにもあるのか、ないのかなどについては確定的なことは解りません。製造元もそこまで調べられていない印象を持ってます。

今となっては、感染者が少ないので抗体検査の評価も難しくなっています。保存血の血清で検査すればよいのですが、一定数偽陽性がでることは想定すべきです。あい小児科では、陽性の場合再検査、PCR検査と次の検査に進みます。何例かは、偽陽性であることを確定しました。つまり、新型コロナウイルス感染症ではないのに、抗体検査が陽性となった事例が複数あったことになります。おそらく記者さんなど特定の集団で検査すると男性が多く偽陽性が少なかったこともあり陽性者が出なかったのではないかと想像しています。

ソフトバンクのデータも、どんどん公表されてきました。使えるキットだということが証明されたようです。

第2波について、有効に活用したいと考えております。

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