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理事長ブログ

次の感染爆発に備える(2021.09.27更新)

シルバーウイーク前に、新型コロナウイルス感染症の第5波はピークアウトしていたようだ。連休中も、検査数、感染者数、陽性率ともに減少した。特に陽性率が激減した。最近は、1割切ることも多かった。8月とは、緊張感が全然違う。緊急事態宣言も解除される見通しだ。

しかし、感染者がゼロになった訳ではない。濃厚接触者の検査では、まだまだ陽性となることもある。以前に比べ、陽性率が下がっているのは良いことだととらえている。どちかというと保健所の関与が薄くなった結果として濃厚接触者の定義があいまいとなった。つまり、保健所の担当者以外が濃厚接触者と判断するようになった結果、幅広く濃厚接触者と判断されているように思える。それまで濃厚接触者と判断されなかった人たちを検査するようになれば、陽性率は下がる。疑いの方を検査することは非常に難しい。潜伏期間の評価もあいまいになっている可能性も否定できない。

検査を多くすることは、検査費用、公費が多く使われるということです。そういう判断であれば、依頼があれば私たち医療機関は、公費使用で検査を行います。患者様自身の意思で公費で検査することはできません。渡航目的、心配だから、会社の指示などは自費検査25000円を徴収します。つまり、濃厚接触者の判定は25000円分の検査費用を公費で持つと判断することと同義です。施設、事業者が判断することはできません。本来、保健所の業務です。勿論、感染症状が出て外来受診した場合は医師の判断で公費検査が可能です。医師は国家資格を持ちます。資格がない人が、濃厚接触者と判定することは認められていなかったのですが感染爆発により保健所が対応できなくなった結果、国家資格を持たない、保健所にも属さない人が濃厚接触者の判定をして公費で検査をする状況になりました。公費の検査は、それだけ重い判断があります。

感染が減った今やるべきことは、予防接種と生き残っているウイルスの撲滅です。まだまだ、あい小児科でも毎日陽性者が出ています。営業日は、毎日です。陽性者ゼロの日は、ほとんどありません。1人陽性者が出れば、10日間以内に数名陽性者が増えると予想できます。陽性者の数をゼロにするまで、PCR検査は続ける必要があり、今やるべきことはクラスター潰しです。陽性者を早く特定して、濃厚接触者含めて隔離して抑え込む。感染していない多くの方々に予防接種していただく。

今できることは、このふたつ。

どれだけ徹底してやるかだと思います。やればやっただけ、感染者が減り、重症者が減り、死者が減ります。減るということが解っただけ、去年に比べれば進歩しました。夢のようなことを言う前に、やれることを確実にやることだ大事です。

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