https://www.pref.saitama.lg.jp/b0714/surveillance/srv-week2332.html

幼稚園、小学校が夏休みとなり、ヘルパンギーナやRSなど子どもの感染症はすべて減少傾向。

コロナだけ、普通に右肩上がりが止まっていない。

私は、8月中に感染が収束すると考えていたので予想外の展開だ。幸い、自分もコロナ初感染を体験できた。概ね予想通りの病状経過で、接触（私の場合接触がはっきりしていたので実体験できた）、潜伏期間（抗原検査の検出時期）、発症（熱はあまりでなかった）、強い倦怠感、関節痛、回復期と概ね経験できた。一度自分で経験することで、今後の診療にも役に立つことも有ろうと思う。ただ、教科書通りというか、もうわからないことは無いぐらいな感じだった。2日間は何もする気がしないぐらいだったので、もともと慢性疾患があったりすれば厳しい状態になることも頷けた。

ただ、薬不足については私たち医師の力ではどうにもならない。風邪薬含む、いろいろな薬が販売制限やら、入荷困難やらで処方箋を作っても、お薬を薬局で手渡せない状況があるのは事実だと思う。小児科でもアレルギー剤や、座薬など一部の薬が薬局にないため処方できない状況が続いているので非常にやりずらい。