鼻スプレータイプ インフル・ワクチン開始。
あい小児科でも、フルミスト(インフルエンザ経鼻生ワクチン)の予防接種が可能です。ワクチンの保管が難しい(保存期間が制限されている)ため、完全予約制です。
日本小児科学会予防接種・感染症対策委員会の推奨
・不活化インフルエンザ HA ワクチン (正式名称: インフルエンザ HA ワクチン) (inactivated influenza vaccine:IIV) と経鼻弱毒生インフルエンザワクチン (live attenuated influenza vaccine: LAIV) の間にインフルエンザ罹患予防効果に対する明確な優位性は確認されていません。
①2 歳〜19 歳未満に対して、不活化インフルエンザ HA ワクチンまたは経鼻弱毒生インフルエンザワクチンのいずれかのワクチンを用いたインフルエンザ予防を同等に推奨しますが、特に喘息患者には不活化インフルエンザ HA ワクチンの使用を推奨します。経鼻弱毒生インフルエンザワクチンは飛沫又は接触によりワクチンウイルスの水平伝播の可能性があるため、授乳婦、周囲に免疫不全患者がいる場合は不活化インフルエンザ HAワクチンの使用を推奨します。
②生後 6 か月〜2 歳未満、19 歳以上、免疫不全患者、無脾症患者、妊婦、ミトコンドリア脳筋症患者、ゼラチンアレルギーを有する患者、中枢神経系の解剖学的バリアー破綻がある患者に対しては不活化インフルエンザHA ワクチンのみを推奨します。
https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/20240909_keibi_i_vaccine.pdf
それぞれのワクチンのメリットとデメリットを図にまとめます。(出典は、下記サイト)
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/bedf679556a8cf9a7a15660a4c4d6867f5caaaf7